[秋におすすめの絵本]保育の現場でも読まれている、お子さんの興味・関心をひろげる作品をピックアップ

生活
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季節に合わせた絵本選び、たくさんあるので迷いますよね。

本屋さんや図書館などに行くと素敵な絵本がたくさんありますし、タイトルに惹かれたり、絵のタッチで選んだり…あるいは保育園や幼稚園からおすすめされたりと選ぶ基準は様々だと思います。

そこで今回は、保育関係の仕事をしている妻が現場で実際に子どもたちが楽しんで読んでいる作品の中から、秋ならではという絵本をまとめました。

ぜひ参考にしていただければと思います。

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運動会

秋の大きなイベントの1つと言えば運動会ですよね。

こちらで紹介する本は運動会をテーマにしたものです。
お子さんが好きな虫や動物をテーマにした絵本なので、興味を持ちやすく楽しんで読めると思います。

虫や動物が好きなお子さんはもちろん、あまり興味を示していないお子さんにもおすすめしたいです

むしたちのうんどうかい

久住 卓也(絵), 得田 之久(文)/童心社

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たくさんの虫たちが出てくるのでとても親しみやすく、読みやすい作品です。絵の横に小さく虫の名前も書いてあるので、知らなかった虫をそこで知ることもできます。新しい発見があるかもしれませんね!

虫に興味がある子どもたちは夢中になって読んでいますし、あまり興味がなかった子どもたちも、運動会と結びつけることで興味を持って読んでくれる子も増えました!
虫の特徴や得意技も繰り広げられ、読んでいてとても面白いですよ!

ちなみにこの「むしたちの○○○」はシリーズなので他にもたくさん作品があります。

むしたちの「えんそく」「かくれんぼ」「おんがくかい」などがあります。
気に入った方はぜひそちらもどうぞ!

さかさことばでうんどうかい

西村敏雄 著/福音館書店

こちらは個性豊かな動物たちが活躍する運動会がテーマの一冊です。
回文でつくられていて、声に出して読んでも楽しい作品です!

特に年長さんになると逆さ言葉などに興味を持つようになるようで、反応がとてもいいんですよ!
自然と言葉遊びができるのでおすすめです。

文字も大きく書かれているので、ひらがなを覚えたてのお子さんもとても読みやすいですよ!

番外編

ちなみに言葉遊びシリーズで子どもたちにとても人気なのが「へんしんトンネル」シリーズ!!
皆さんも小さいとき逆さ言葉で遊びませんでしたか?

秋山 匡(著), あきやま ただし(著)/金の星社

野菜

秋は収穫体験できるイベントが多いですよね。芋ほりに、梨狩り、栗拾いなど!

ちなみに芋ほりは、プランターで栽培したさつまいもの収穫についての記事も書いていますのでよろしければそちらもご覧ください!

自分で体験できるという経験はとてもいいですよね。このような経験をすると、野菜に興味を持つきっかけになります。

なかなか体験するのが難しいこともあると思いますので、絵本など読みながら野菜について興味を広げてあげることも選択肢の一つ。

お子さんが野菜に興味を持ち始めたら、一緒にお買い物へ行き野菜コーナーを見たり、実際にご家庭で栽培してみたり、一緒にお料理をしてみたり…食育にもつながっていきます。

私は、親子で一緒に何かを楽しむことも、お子さんの成長にとても大切なことだと感じています。

親子の会話も弾みますし、お子さん興味関心を広げ、知識としても身についていきますのでおすすめです。

やさいのおなか

私自身が子どもの頃よく読んでいた「やさいのおなか」という絵本をご紹介します。この絵本は野菜の断面の黒い絵がのっています。
その横に「これ なあに」と書いてあるので、なんの野菜なのか、なぞなぞ遊びのような感覚でよく読んでいました。

いつも食べている食材がたくさん出てくるので、とても読んでいて面白いです。

また、野菜がキャラクターになっている絵本などはたくさんありますが、なかなか野菜の断面が描かれていて、絵のクオリティーが高いものを見たことがないのでおすすめです。

小さなお子さんにもおすすめで、言葉を覚え始めた頃から読むことができます。

じめんのうえと じめんのした

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野菜はスーパーに行けば並んでいますが、栽培方法を見ると土の下にできるもの、土の上にできる物があるという違いに気づける本となっています。

実際に子どもたちと読んだ時も、「これはどっちだろう…」と食事の時間に考える子がいて、図鑑で調べたりして興味関心が広がっています。

図鑑もおすすめ!

お子さんが興味関心を持った時に自分で調べられるよう、図鑑などを置いておくのもおすすめします!

今やネットで何でも調べられる時代ですが、図鑑はたくさんの種類のものがのっているので、知りたかったこと以外も同時に学ぶことができます。

ただ答えを知るより、自分で興味をもち知りたいと思ったことを自分で調べるという経験は、のちの学習の意欲にもつながってくるのでとても大切です!

ぜひお子さんと色々な種類の図鑑を一緒に買いに行って読んでみてください。大人も楽しめますよ!

実際に使っているおすすめの図鑑はこちらです。それぞれの野菜や果物について詳しく書いてあって、大人が読んでも新たな発見がきっとあります!

公式サイトにて中の詳細確認できます!

ばばばあちゃんのやきいもたいかい

やきいものやり方が描いてある絵本で、実体験してみたい!という気持ちにさせてくれる絵本です。

ご自宅でなかなか落ち葉を集めての焼き芋は難しいと思いますが、キャンプなど行く方は体験できるかもしれません。

私もこの「ばばばあちゃん」シリーズが大好きで、毎回「作ってみたい」「おいしそう」と思ってしまいます。食育にもつながる絵本なのでおすすめです!

秋の自然

秋・冬はどんぐりやまつぼっくりがたくさん落ちていますよね。見つけるとたくさん拾って持って帰るお子さんもいますよね。

そんな時におすすめなのが「どんぐりノート」と「まつぼっくりノート」

大きいお子さん向けとなっていますが、大人が読んでもとても面白いです。

実、葉っぱの形をよく観察し、その特徴からどの種類か調べることができます。また、遊び方などものっているので使い方の幅も興味も広がります。

自分で調べたことで学びにつながり、散歩している最中も新たな発見がある、とても楽しいものになります。

もりのかくれんぼう

紅葉した森が舞台となっている絵本です。

たくさんの動物が隠れているので親子で探すのもとても楽しいです。子どもたちがかくれんぼしている動物たちを真剣に探している姿はとても可愛いですよ〜!!

番外編

ちなみにコストコでも絵本売ってますよ!図鑑等もあるので、買い物のついでに見てみてもいいかもしれません!

まとめ

いかがでしたか?

たくさんの絵本があるのでご紹介したいものはまだまだありますが、今回は秋におすすめの絵本をいくつかピックアップしてご紹介しました。

昨今はゲームやスマホなどに夢中なインドアのお子さんが増えてきていますが、家の外にも楽しいことがたくさんある!ということを知ってもらう一つのきっかけになるような作品もたくさんあります。

この絵本たちを読んで、様々なことに興味を持ってもらい、知らなかったことを知る喜びを感じてもらえたらなぁと思います。

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